動物へのレイキ
- 院長ブログ
クライアント様から、よく聞かれることの一つとして・・
「人へのレイキとペットたちへのレイキは同じやり方で良いのでしょうか?」
これに、関しては基本、同じやり方で良いと思います。
ただし、レイキの治療コンセプトである「響き」を獲得していないと難しいと思います。
「響き」とはレイキ特有の言葉でして、ようするに・・・「手の感覚」のことを言います。
ご自身のセルフヒーリングの時に、「気持ち良い部分」「何も感じない部分」など12ポジションの中でも感覚が違うと思います。 その時に、「気持ち良い」という部分は「響き」であって、「気持ち良い」こそ、レイキエネルギーがたくさん入っていくわけです。
気持ち良い感覚の中でも、「熱い」「冷たい」「痺れる」など皆さんそれぞれ響きが異なります。
もちろん、「気持ち良い」だけが響きの感覚では無く、時として「気持ち悪い」というのもあります。
では、どうしたら、「響き」の感覚を養っていくのか? それは経験以外にないのです。
だからこそ、家族にレイキをしたり友達に頼んでセッションさせていただいたり・・・
そうして、自分の「響きの感覚」を作っていくのです。 自分の感覚は間違っていないか?など考えなくても良いです。
その個人個人の感覚が大切なのです。
自分だけ違うかも? などと思わなくても良いのです。
他者にやるのは時間的にもやる機会がなかったりして、難しいけど、犬猫などの飼っているペットなら、いつでも可能・・・という方も多いと思います。
そういう方ほど、「響き」の感覚を養うチャンスです。
私もレイキを初めて半年で、犬を飼い始めました。
それは、主に、レイキの感覚を養うのと同時に、犬に対してレイキはどれくらい効くのだろうか?
という、治療家としてのレイキ実践のための選択でした。
うちに来た犬は、元々飼い主が二回も変わって行き場も無くなっている保護犬でした。
とくに、飼い主が変わる時に車で移動したのでしょう。 最初、車で移動するとき、玄関で私と別れるときなど、泣き叫んで、「行かないで~!」という意思表示がありました。
これは、飼い主さんが変わるたびに彼が経験した「一種のトラウマ」だと分かりました。
よし、最初は、これを治して行こう・・・そう決断して毎日、彼の頭部(脳)にレイキを施しました。その成果は6カ月ほどかかりましたが、別れるときにあまり騒がなくなりました。
そして、飼い始めてから二年ほどが経ち、有る時、彼が腰のヘルニアになってしまいます。
元々、M・ダックスという犬種ですので、短足犬の宿命でもある「腰の弱さ」が出てしまうようです。
それでも、懸命にレイキを腰に当てて、一か月毎日時間をかけてレイキしました。
そうしたところ、治ってしまうのです。
その後、頸椎にもヘルニアが出ましたが同じように時間をかけて、レイキをしますと治ってしまいます。
今年で15歳という高齢になりましたが、二年前に脱腸が原因で思いっきりお腹が出てしまって、思うように歩けなくなりました。このままでは歩けないし、腸が腹腔内からはみ出てしまっているので痛みもあるようです。 普通でしたら脱腸というのはそんなに難しくない手術で治ります。
ところが、彼は「僧帽弁不全症」という心臓の疾患がありましたので全身麻酔が出来ない身なのです。
この疾患に関してはレイキでだいぶ症状は出なくなっていたのですが、いざ手術となると、聴診器をあてた獣医さんが「う~ん、まだ完治しているわけでないので全身麻酔は致命的になるかもしれません」と言われ・・・
よし!だったら、レイキで完治させてから全身麻酔して手術しよう! という挑戦になったのです。
その後二週間、以前のように、毎日たっぷりレイキを流しました。一日最低3~4時間でしょうか・・
寝る時も彼の写真を持ったまま、遠隔しながら寝ました。
そして、二週間後、もう一度獣医さんに診せたところ・・・「あれ?治っちゃってます」 笑
ということで、無事に全身麻酔&手術も終え、脱腸も治りました。
こういうことでして、もちろん、獣医さんのお陰でもありますが、基本・・レイキでここまで可能という実例です。
いま、彼は顔の部分に大きな腫瘍が出来てしまい、おそらく、癌かもしれないのですが、これもレイキで乗り切りたいと思ってます。
なんとか、痛み知らずで天寿をまっとうしてもらいたいのが切なる願いですので・・・