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アレックス介護日記・・・蘇生

  • 院長ブログ

それは7/21のことでした。
昼間から、調子が悪そうで・・尿を出すために、家の外に出しても一歩も動かず、昨日とは明らかに様子が違います。
朝は普通にフードを食べたし、午前中はとくに変化なし。  熱中症か?とも思いましたが呼吸が荒くなるでもないし・・・
そして、それは夕方の時間に起こったのでした・・・
夜のご飯なら具合が悪くても催促するほどの大飯食らいのアレックスがまったく動きません。
ベッドから一歩も動かないのです。  頭部と体にレイキをしましたが、そんなに大きな「響き」がありません。
ただ単に「暑いから調子が悪くなったのかな? まぁ一回ご飯を抜いて様子見だな・・これは」なんて呑気にしてましたが・・・
蘇生したアレ
↑ その時がこんな感じでして、ベッドが暑いからかも・・ということで床に移動させたのでした。
そうしたところ・・・どんなに調子が悪くても、少しは動くはずなのに、まったく動きませんし、両目が死んだようになってます。とりあえず、水を飲まそうとして体を持ち上げ水をあげようとしましたが反応がありません!
そうこうするうちに・・・・私がトイレに行っている間、家内が「ちょっと来て!大変だよ!」という声。
家内が泣きながらアレックスにレイキしてます。
本当に・・・表現するなら、「虫の息」です。
とりあえず、またベッドに戻そうとして体を持ち上げたところ、クタッとしてしまい ぬいぐるみのようです。
もう・・これは本当にダメかもしれない・・・ということで家内と私とでレイキを流し始めました。
丁度その時、長男も帰宅したので、三人で一緒にレイキ・・・・
呼吸はゆっくりとしてますが、顔・・とくに両目はかすかに開いているのですが、「生きている」という顔ではありません。
家内は号泣しているし、私もどんどん涙が溢れ出てくるし、長男も黙ったままです。
三人で・・「アレックスいままで うちに居てくれてありがとう」と言ってました。
衝撃覚め止まぬ時でしたが、家内が「明日、葬式だから業者探さないと・・・」ということでスマホで探しています。
あぁ・・とうとう 来るべき時が来た・・・と思い、私も観念して、亡骸をどうするのか?など考え始めました。
結局、家内も長男も就寝した後、私はアレックスにレイキを流し続けようと・・ずーっと横に居てレイキを続行しました。
レイキしている間、アレックスとの思い出が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります。
でも・・・何故なのか?息もかすかにあるし、お腹だけは少し動く気がします。でも、顔を見れば一目瞭然です。
このままレイキを流して天国に行ってもらおう・・・そう思って手当てし続け、そのうち私は手をあてたまま眠ってしまいました。
一時間ぐらい経ったと思います。  急激に私の右手に激痛が走り、何事か?と思った瞬間、アレックスの眼がパッチリ開きました!
激痛はまだ続いてましたが、心臓とその他の内臓に、どんどんレイキしました。 とくに心臓で激痛が走り、手を当てていられない程、痛かったです。
そして・・・・ アレックスが大きく呼吸したところ、ムクッと起き上がりかけたのです!!
まだ、ふら付いてましたので、横にさせて、レイキを開始。
「もしかしたら・・・蘇生?」
いままで、遠隔でクライアントさんのペットを蘇生させた事がありましたが、目の当たりにして体験したのは初めてです。
次の朝には、アレックスはほぼ元通りになってました。
あの時間は何だったのか?  まぁ、蘇生したので深く考えるのは止めましたが・・・
ただ、高齢で持病があることを考えますと、今後も同じように「死を迎える」瞬間があることは間違いありません。
今回は、その「心の準備」をアレックスがやってくれたのかもしれません。
今日の朝も、家内が「確かに危篤状態だった」と言ってますので、不思議な体験です。

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