薬を飲む前に・・・・
- 院長ブログ
3~4月から断薬希望の方が大幅に増えて、休業日まで営業をすることが増えてきました。
当院が啓蒙している薬の怖さ(とくに精神薬)は今やネット上に多く掲載されるようになり、個人のブログや週刊誌の社説などでも取り上げられる状況です。
もちろん、薬が全て悪い訳では有りません。
ウイルスや炎症に対しては当然、薬が必要ですし、疫病などの対処もそれに尽きます。
ただし、疾患の種類によっては、薬によって「地獄」を経験してしまう方がいることが事実なのです。
一般的に一番多いのは鎮痛薬ではないでしょうか?
頭痛・生理痛など「痛み」に関して、鎮痛薬を使う事は常識であり、誰も咎めたりしません。
しかしながら、この鎮痛薬を使い続けているとどうなるのでしょうか?
当院に来られた方で何年も(ヘビーな方は10年以上に渡って・・)毎日使い続けていた方が来られました。
鎮痛薬は「脳に作用させる」薬ですから、使い続けますと、様々な副作用が出てきますし脳の機能を低下させることも有ります。(記憶障害などもあるようです)
一番多いのは胃腸に障害が出てしまう方です。自身でも胃の調子が悪くなったのを自覚しますから、頭痛に対する鎮痛薬と共に胃薬も服用してしまうのです。
この方などは、病院に行っても頭痛の原因が分からないので、結局市販の薬を飲み続け胃まで壊してしまったようです。
当院でレイキを受け、頭痛・胃痛から解放され今は問題が無いのですが、そのまま永続的に服用していたら、肝臓まで影響が出ていたことでしょう。
この話などはまだまともな方でして、精神薬・・・とくにベンゾジアゼピン系の薬の服用となると話は違います。
ベンゾ系が危険・・・という話は最近ネットなどに載り知られようになりましたが、まだまだ認知度は低く、「医師が出すから大丈夫」という間違った見解は地獄を見ることとなります。
一番問題なのは、ベンゾ系の薬服用で断薬・減薬の際に出てしまう・・・非常に危険な副作用、後遺症は処方された人の2~3割ということです。
もしも、処方された方の全体に及ぶ方が危険な目に会ったら、もっと早くに社会問題になることでしょう。
ただし、2~3割の方といっても、それはそれで その方たちが地獄を経験している訳ですから、早急に対処せねばなりません。
ところが、医師と製薬会社は利益追求か面倒なのか?それは分かりませんが、ベンゾ系の危険度は認知しない方が多いのが事実です。
当院では、ネットなどで自身の状況を知ったベンゾ処方の方が数多く来られています。中には関西在住の方からの相談もあります。
私は以前にも幾度も同じ事を載せていますが、これは度々、啓蒙活動としてやっていくつもりです。
啓蒙の一環としてセカンドサイト「心のストレスケアセンター」にて詳しい話とベンゾ系離脱の話も載せていますので、お知り合いの方が服用されているようでしたら、ぜひ紹介してみてください。(いま服用中で問題が無くても服用を止める際に問題が起きるのです。とくに長年飲んでいる方は独断で中止するのが危険です)
* 2015/10/28、薬害オンブズパースン会議は「ベンゾジアゼピン系薬物に関する要望書」を政府に提出しました。
これは、ベンゾ系薬物がいかに危険か?という内容の文章です。
2016/9/7追記