アレックス介護日記・・・夏
- 院長ブログ
介護日記、だいぶ間が空いてしまいました。
ここ最近の暑さが「生命の危険」まで感じるので当然、アレックスはまったく外出不可となりました。
まぁ・・・眼が見えませんし、耳も聞こえないので、半年前から外出が難しくなってましたが・・・
一日中、エアコンの効いている部屋で日中、殆ど寝ている状態。
そして朝と夜だけ、彼の正確な腹時計のおかげで、寝床から起きだし、オムツを付けた麻痺状態の下半身を引きづって、動き回り、飯にありつく・・・という具合です。
ただし、食事の場所に連れて行ってあげないと、場所が分からないようです。
なので、食器の所まで持っていき、鼻先をくっつけてあげてます。
あとは、朝一の私の仕事として、彼の排泄を手伝います。手伝う・・・というか強制的に出してまして、膀胱を軽く叩いて、尿を出し、肛門を絞るようにして便を出し(すいません汚い話しで・・)
そして、お腹の側面に出来てしまった潰瘍(良性ですが、とてつもない匂いを発します)の手当てをします。
潰瘍は、本当は手術で取れますが、もう高齢なので全身麻酔がNGです。
なので、このまま5cm大の腫瘍を天国まで持って行ってもらう感じです(^^:)
なのですが・・・この腫瘍がとんでもない「悪臭」なのです。今まで、この部分に色々と試して「腫瘍が小さくなって匂いも無くならないか?」と試してみましたが、一向にダメなので、最近は諦めてます。
ちなみに・・・試したもの「重曹」「クエン酸」「抗生剤」「麻炭」「熊笹エキス」「春ウコン」などなど。
この中では麻炭がとりあえずは多少効きますので、いまはそれなんですが、「ヨモギ」が良いという話を聞きましたので、今後試します。
これらの物を腫瘍の上に塗った後、○○用ナプキンで上から覆い(腫瘍から大量の液体が出るため)マジックテープで留めて、それを毎日替えてます。(これ・・・同じ状況の方、良い方法ですよ~)
現在17歳と約4カ月。 18まで生きられたら、表彰してあげたいです。
去年あたりから、「感情表現」があまり無くなり、ちょっと気に入らないと「噛む」という部分もありますが、目も耳もダメですから、きっと怖いのでしょう。
睡眠・食事・排泄のみの生活ですが、出来るだけ、美味しい物をあげて大切にしてあげたいです。
* 追記・・・ご安心ください。レイキもちゃんとやってますよ~ ただ以前と違い、糖尿病から来る「てんかん」が無くなってますので、辛そうな時に・・・という感じです。